2019年1月3日木曜日
[ 御挨拶 ]
平成最後の年明け。
2019年1月1日10時より野々宮神社 拝殿にて「大国主舞」を奉り納めました。
13歳よりダンスの練習をはじめてから誕生日2019年4月1日、私は33歳になります。
私OBAはダンサー20周年を平成最後の年にて迎え、新元号が4月1日に発表されるとのこと。
20周年など先人からすれば若年極まりないと思いつつも、個人的には大きな節目でもあります。
人はなぜ生きるのか。
人はなぜ歩むのか。
人はなぜ踊るのか。
そのナゼを衝動に任せ、今日まで無条件に「踊りが好き」の心持ち一つで生きてきました。
ダンサー20周年目となる平成最後の年明け。
さらなる衝動が体を突き抜ける。
【 踊りを極める。】
そして伝統の本質は「伝える」こと。
今日までは「自分の身体でこそなしえる踊り」を追求してきました。
そして、それはこれからも変わりません。
しかし本年より「伝える」をテーマに今日まで追求してきた踊りを良き意味で「カタチ」にし「世と人に繋げて」いきたいと思っています。
本年元旦同日、150年の伝統舞と0年となる現代舞が野々宮神社を共にしました。
150年つづく伊勢大神楽 獅子舞。
伊勢でもなく出雲でもなく一年の一歩を必ず野々宮神社より踏み出すという。
2018-150=1868
1868年、江戸時代は明治時代へと移る。
そして2019年、平成は終り新元号となる。
150年つづく伝統舞も新時代幕開けと共に創造されたのだ。
衝動は無意味であるようで奇遇な意味を成す。
この偶然は、なにを意味しているのか。
踊りを深めながら、ことのままに任せるのみ。
今日という「現代」も必ず過去となる。
今日という日は必ず過ぎ去る。
時は必ず流れる。
平成最後の年明け、志は不動とし本年も邁進して舞ります。
一日一生をかけて一歩一生。
この一歩から舞は織りなされている一舞一生。
one step one life
ダンサー20周年目を迎えるOBAは真剣勝負の姿勢に入ります。
本年も何卒、宜しくお願い申し上げます。
OBA / 小畑 大左衛門