踊りは、世界共通言語である。
肌の色が違くても、言葉が通じ合えなくても。
身体表現 = 踊りは、全人類が共通してもつ本能だ。
どの国にも必ず舞踊文化が存在する。
踊りは、人類が持つ本能の中でも極めて原始的な本能だ。
人類の藝術文化にとっても、ダンスとミュージックは極めて原始的な表現文化。
ダンスホールに、言葉はいらない。
どの国の人とも、踊り合えば仲良くなれる。
10年前、NYから帰国してから一度もNYへは行ってなかった。
2年前、2016年。
ようやく10年ぶりに、NYへ行けた。
10年ぶりのNYは、かつての緊張感は去りハーレムエリアでも観光ができるようになっていた。
そして、10年ぶりのNYは「怒り」のフィルターから見ていた光景とは全く違うものだった。
10年ぶりの、ほぼアメリカ人しかいないダンスホール。
めちゃくちゃ、楽しかった。
このダンスホール、NYでもイケてるダンサーも沢山来てる。
▽ その光景。▽
みんな、ヒット打つと喜んでくれる。ってか最後らへんの14分20秒ころからはヒイてる。
ただ、本当に「楽しかった」。
差別への怒りで失った、
踊りを「楽しむ心」を10年ぶりのニューヨークの無差別な空間 = ダンスホールから学んだ。
彼らが認めてくれたのは僕の場合は「アイデンティティ」だった。
「 Im a NEW generation SAMURAI bro 」
とサムライ的ポーズをとってヒットをバチン!!と打つと
ブラックの若い子たちは口を手に当て必ず喜んでくれた(つき合ってくれた)
みんな、温かった。
彼は現在、ブロンクスで貧しい子供たちにダンスを教えていて貧しいとのことだった。
相も変わらず最高潮なFUNK LIFEをREALに過ごす半ば動物おれの師匠 Jazzy J 。
弟子として、本当に誇りに思う。
10年ぶりに再会して、彼との熱いダンスセッションを終えて
心から思った。
幻想だったんだ。
怒りは幻想の一つなんだ。
怒りで見ていたNYは、一面にすぎない。
怒りで踊っていた踊りは、一面にすぎない。
怒りというフィルターを通し見る世界は、一面にすぎない。
踊りで繋がる、点と点、人と人。
この出逢い一期一会の【 御縁 】こそが踊りを続けている何よりもの宝物なのではないだろうか。
そう思わせてくれた、10年ぶりのNY。
結果、「ありがとう。」で繋がったダンス初期衝動への里帰りだった。
それからWDCに出場して、日本ストリートダンス界の最たる異端児扱い(変態扱い)を受けているリズマが日本代表にさせていただける時代を体験して。
みんなの声援が温かった。(今動画みると固いなーって思うけれど。。。汗)
それから二年。
ダンサーという仕事は、本当に沢山のことを教えてくれた。
そして、日本のエンタメシーンにおいては「妥協」することが「金」になるということも知った。
俺みたいに毎回毎回舞台で死にそうになる、扱いにくいダンサーのニーズは日本では極めて少ない。(ただ、それでも扱ってくれている皆様に感謝しかない号泣)
今年の年始。
半年以上続いた全国ツアー「進撃の軌跡」の凱旋公演が終わる。
半年間ひたすらに一舞一生の心得で踊っていた関係上。。。
正直、終演して翌日。
明日のジョー的灰色感はんぱなかった。
ただ、ツアーを終えて思った。
そうだ。
自分の世界観を、表現してみたいな。
その表現欲は、もはや個人的なエゴな感覚が遠くて。
どちらかというと、世代交代。
子供たちに「踊る」ことの素晴らしさ、「生きる」ことの素晴らしさを身体を通して背中を魅せて伝えていきたいなと未熟ながらも心得ました。
この五年の世界観は、【 選手交代 】的修羅だった。
この数十年は、「ダンサー」が職業だった。
てかダンサーではなくて、もういいような想いがしていて。
いわゆる現代的な踊りをするダンサーが、現代アーティストであることは間違いないですよね。
というか、ダンサーだって本来アーティストなわけだし。
現代ダンサーならば、即ち現代アーティストだ。
僕は、今年、歩んで舞るをもって「ダンサー」から表現者即ち「アーティスト」として生きていこうと思っております。
肩書きなんてどうでもいい。
と同時に問われるんだバビロンに。
職業 ダンサーというと社会的信頼を得られない社会的位置。
普通とは違う方法で。
底上げしたいと切願し行動に移そうと考えました。
【 無条件を本質とするアートを生きるアーティストが、無条件の本質を失わず設立できる資本主義における法人体制は非営利法人 NPO的概念のみである。 】
と確信しました私は5年前。
NPO法人 共有空間を鎌倉で設立いたしました。(稼働はまだまだだけど。。。)
住居を併用して和洋折衷古民家をリノベートし、その建物に名前を付けました。
対極。
均衡。
調和。
半円。
可視円。
当時、4年程前はドイツ文学にめちゃめちゃはまった時期。
シュタイナーからヘッセ、ゲーテはもちろん、謎にノヴァーリスの「青い花」まで読んだ。
なんともいえないモノクロトーンの物語の数々。
文章の向こうに見える風景。
その風景は僕らしかもたない「イメージ」。
この僕しか知らない「イメージ」が無条件な初期衝動「ワクワク」を生む連鎖。
ニーチャが語った。
「わたしが信ずるとすれば‘踊れる神’のみだ。」
踊れる
すなわち、踊る。
というか、踊りって特別なものではない。
誰でも踊れるじゃん。
踊りは誰のものでもない。
誰かが一番である必要はない。
試されるのはオリジナル。
求められるのはアイデンティティ。
その先に持つべきは【 志 】。
志が社会を結ぶ。
誰かのために、ことのために。
ことのままに、流れると信じる。
ただ、時代が理解してくれないこともある。
- 問い -
誰が歩くやつを、はなから信用するってんだい。
- 答え -
GPS機能を付けて、移動中の現在地が特設サイトでチェックできるようにします。
そして歩いている道中はクローズマインドではなく、オープンマインドな心で歩くように心がけます!
等々。
意味付けやコンセプトが求められる時代。
その意味付けやコンセプトが、全て【リアル】だったら超絶面白い。
【 歩んで舞る 】このプロジェクトにジャンルをつけるとしたら
【 完全ドキュメンタリーリアルドラマ作品 】
歩んで舞るの経緯は、もちろん創り話ではありません。
中島宮司83歳は、今日も現役で春の大祭に向け日々奮闘されております。
なんとも、凄いエネルギーとつくづく尊敬いたします。
というか普段、踊って生きていると。。。
日々が映画であることにきづいた。
どなたかの共通する名言
【 踊るように生きる。 】
この言葉が、僕に対して持つ意味は。
【 生きるために踊る。 】
俺は生きるために踊り、踊るように生きていきたい。
この一歩が一舞。
この一舞が一生。
一舞(一歩)一生。
かつての【 ONE LOVE 】に対して
現代の身体性に対しての大いなるアンチ。
身体のなき時代。
VRが楽しみな時代。
徒歩 = 徒らに歩く。
step by walk , to be Dancing
徒らに歩くこと = 舞うこと
この一歩が踊りと繋がっている。
この一歩が一舞となる。
ここ日本、レペゼン鎌倉から
【 One step , One Life 】を世界へ向け発信いたします。
また明後日9日(月) AM 8:15よりライブストリーミング番組が毎朝始まります。
4月9日~4月27日まで毎朝8:15よりライブストリーミングを必ず放映いたします。
観れるのは【 特設サイト 】にて。
今年3月19日から4月8日出発日まで毎朝ブログを更新させるという野心。
人からすれば、余裕じゃんという修行。
けど携帯もたない僕はPCで全てやるため、普段はPCを持ち歩けない。
今日は、とうとうパソコンを持ち出してブログを書く。
一応は、この【 歩んで舞る 】episode 12をもって最終章となります。
ただし、
明日から、ただ、ひたすら、歩くだけです。
IGA ラッシー君がパソコンを貸してもらえた時。
ブログを更新いたします。
できるだけ頻繁にやりたいと思います。
ただ、一週間に一度の更新になる場合も否めません。
ともかく、最終章にして、、、
それまで、あちこちに本題から飛んでしまう癖は
爆発しました。
大変、恐れ入ります。
ただ、想いとして最後に、出発前日であった昨日。
(もう当日3時になってしまった。。。)
4月7日たしかなる元氣玉、預かりました。
今日は、凄い風。
周りは雲、頭上は丸く青空。
太陽がまぶしくて、勝手に一人ドラゴンボール状態を浸る。
ありがたく元氣玉を感じ
明日出発。一歩目を、真剣に踏みます。
みなさまのお力添え、志の御協力に感謝。
引き続き、どうぞ何卒宜しくお願い致します。
小畑 大左衛門
ps
此の度、わたくし小畑大左衛門作となる三部作。
この三部作 【 五頭龍舞•弁天舞•大国主舞 】。
【 五頭龍舞 】と【 大国主舞 】のお面を、
Yahata Yumiko “Hachi"さんに創造していただきました。
Yahata Yumiko “Hachi"さんに創造していただきました。
HACHIさんのクリエイティブは神っていました。
!!!お面完成!!!
- 五頭龍舞ノ面 -
- 大国主舞ノ面 -
衣裳はこれから。
照明も全面協力のもと入ることに。
本当に一線のクリエイター達に支えて頂いております。
誠に感謝です。
照明も全面協力のもと入ることに。
本当に一線のクリエイター達に支えて頂いております。
誠に感謝です。
【 歩んで舞る 】特設サイト
(出発時にはリニューアルされているはず!!!汗)
(出発時にはリニューアルされているはず!!!汗)
【 歩んで舞る 】クラウドファウンディング
(是非みなさまご支援のほど何卒宜しくお願い致しまする。)
(是非みなさまご支援のほど何卒宜しくお願い致しまする。)
!!!NEWS!!!
4月7日の京都新聞に取り上げて頂きました。
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20180407000047
一舞一生 - one step , one life -
小畑 OBA 大左衛門
#歩んで舞る
#拡散超絶感謝
0 件のコメント:
コメントを投稿