地球は46億歳と言われている。
人の一生は地球規模で考えると2秒とのこと。
この2秒が僕ら人間には深く果てしない一生だ。
地球規模で考えれば、今を生きる全ての世代は同世代。
マイノリティーではありつつも、僕を囲んでくれている若い世代がいる。
ちょうど10歳ほど離れている20代前半。
彼らは10代半ばに3・11を経験し、20代に入るころには「悟り世代」と呼ばれる。
地球規模で考えれば、僕らは同世代。
どうしても僕は先輩後輩という感覚が薄い。
ただ、悟り世代の彼らの目の奥に潜む、静かに燃える青い炎に触れるたび。
彼らにこそ、共有しておきたい「Spirits」が自然と浮かんでくる。
それは、やっぱり「私が私と呼べるのは私しかいない。」こと。
自信という漢字を紐解けば「自分を信じる。」ということ。
この身体は、自分しか持っていないこと。
踊りは、この自分にしか持ち得ない身体表現であること。
踊る意味の一つは、今をこの身体で、自分が生きることを全体で信じ全力で肯定することなのではないかな、、、と。
そして、あくまで踊りは芸術であり「比較対象」は存在しないこと。
本質的に向き合うべくは、いっつも最終的には己になる。
それはスポーツにも言えていると思う。
ただ芸術は本質的に絶対、採点はできない。
なぜなら芸術は、その人のLifeを問うから。
芸術の本質は、10人10色だと思う。
My dance is My life.
Your Art is Your Life.
未だ若年ではありつつも。
自分が20代前半のときに感じていたことは30代になっても変わらなかった。
そして、いつかは生き続けられる限り、おじいちゃんになってもMy dance is Mylifeと答える。
芸術は、その人の生き方そのものを表し現れている。
踊りは、その人の人生を見ることと同じ。
なぜなら、今日まで生きてきた、この身体で踊っているから。
今日まで生きてきた、この身体で僕らは今を踊る。
Life = Dance
共有空間。
本当に毎週水曜日の基礎練会を始めて良かった。
これからも数年は続ける予定。
若い世代に限らず40代以上の人々も参加してくれている。
みな、それぞれ地球規模で考えれば同世代。
46億年に対して2秒の間で生きる僕ら。
ちょっとした違いでしかないかもしれない。
ただ、それぞれが生きてきた事を証明する身体を通して皆で人生を共有し合う空間として今後もPOP基礎練会を続けていこうと思う!
All in one.
OBA
photo by Riku Da stone non Stop
写真は2019年POP基礎練会最終日後の忘年会の様子です。
写真のタイトルは「GhettoooNoboritoBoogaloos」です。
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